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| ◆生年 |
昭和15年 |
| ◆出身地 |
千葉県 |
| ◆趣味 |
スケッチ |
| ◆所有カメラ |
ライカM6 ライカR8 キヤノンnewF1
ローライフレックス... |
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| 【 鶴岡荘八郎(つるおか そうはちろう)さんへのインタビュー
】 |
大貫カメラ
スタッフ
(以後スタッフ) |
まずは鶴岡さんの簡単なプロフィールからお聞きいたしますが、出身はどちらですか? |
| 鶴岡さん |
僕は千葉の田舎から出てきて...高校終わってから出てきたから。もう何十年だね。 |
| スタッフ |
写真を始めるきっかけというのは?
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| 鶴岡さん |
趣味はいっぱいあったんだけどさ。昔は絵が好きだったんだけども、
表でスケッチとかして後ろ通る人に「まぁまぁだな」なんて言われるの
悔しいから(笑)写真を撮ってそれを見て描こうと思ったの。それがきっかけ。
それで大貫カメラに買いに来て・・・。その絵も風景とかそういうのが多いね。 |
| スタッフ |
風景ですか? |
| 鶴岡さん |
最初はね。 |
| スタッフ |
何年前くらいから始めたのですか? |
| 鶴岡さん |
42才過ぎくらいから写真始めたのよ。それまでは競馬だとかマージャンだとか
そういうあまり良くない趣味だったから。よその会社行って話する時に
「競馬趣味です」なんてあの当時は言えないから。何かまともな趣味がしたいな、
とは思って(笑)で、まぁ絵でも描こうかなと思って、で大貫に来て。
絵はね、子供の時から。小学生くらいから描けば貼られるぐらいだったから。
何描いてもイタズラしても貼られたような。で、絵が好きだったのね。
昔を思い出して絵でもやるかな、品がいいだろうなと、そういう世界で。
ゴルフなんかもやりましたけどね。今は写真一本。42才から始めてまだ22年くらい...。 |
| スタッフ |
絵を描くために・・・ |
| 鶴岡さん |
一番最初はね。それを見て家で描こうかなと。例えばね、本に載ってる写真を見て
描いたりするとね、あれ盗作なんですよね。以前タレントさんが、馬の写真を見て描いて
盗作だって怒られた人いたでしょ。
そういうの知ってたから、自分で撮ってこなきゃだめだって。 |
| スタッフ |
大貫カメラに行くきっかけっていうのはどこかでお知りになって? |
| 鶴岡さん |
いや。前が場外馬券場でしょ。で、それでさっき言ったように、競馬だけじゃ駄目だ、
競馬だと人に話せない、と。
で、その絵の材料の為にカメラを。それで今度カメラにはまって。 |
| スタッフ |
それで大貫さんの方に... |
| 鶴岡さん |
そしたら、鈴木部長に「写真の撮り方わかりますか」ってことで聞かれて。
普通にこうやって撮ればいいんでしょってやったら「いや、脇はきちっと締めなきゃブレる」
とか「写真は昼間撮っちゃ駄目だ」とか「逆光気味に撮るんだ」とかそういうのを
教わってちょっとビックリして。明るい方を向いて記念写真とか昔は撮ってたでしょ、
それだと平凡な写真になっちゃうってはじめてここで教わって。でちょっと興味もって。
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| スタッフ |
絵を描かれていたときから横浜という場所で? |
| 鶴岡さん |
横浜を描くとかはなかったね、特に。ただ風景とかは好きだったけど。
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| スタッフ |
写真は? |
| 鶴岡さん |
最近はそうですね...横浜とか。それも以前インタビューされた相馬サンなんかとよく撮って
歩いたり。スナップは難しい。今まで僕は若い人たちと知り合う前は、
自分一人でやってた。夢中で撮りに行ってた時はね。
車で行けるとこまで行っちゃったわけよ。だからそういうとこは、宮城の伊豆沼まで鳥を
撮りに行ったりね。長玉の写真を見たんですよ。そういうので鳥を撮ったり、写真を見たり
して感動しちゃったんですよ。「こういうのはプロでしょうね」って言ったら
「鶴岡サンよりちょっと前に始めた人ですよ」って。
「俺もこういうレンズ欲しい」って長い玉を買ったんですよ。それが第一のきっかけ。
それともう一つは、やりだしてすぐの一ヶ月目で、神奈川二科ってのがあるよって言われて撮って来て、言われたとおりにやってそれを出したら入選したんですよ。
そしたら神奈川二科って賞状くれるんですね。
高校卒業してから40いくつになるまで賞状ってもらったことなくて感動しちゃったわけですよ。入選でもその時は大喜びしちゃったわけ。それでもう絵を忘れたのよ。
写真向いてるんじゃねーかと思って(笑) |
| スタッフ |
でも始めてすぐにそういったところで認められて |
| 鶴岡さん |
あの時はね、やっぱり写真の写の字も知らなかったから自分自身で驚くほど感動
しちゃったんだよね。賞状がもらえたと。 |
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| スタッフ |
もともと絵をできる方だから構図だったりとか... |
| 鶴岡さん |
その辺は正直、絵を描く人はどうのこうのってよく言われるけど...関係あるような
無いような。よくわかりません。 |
| スタッフ |
今日は鶴岡サンにインタビューさせていただくということで、ちょっとインターネットで調べて
みたんですけども、神奈川の県立博物館を撮影されたものが出てきまして・・・ |
| 鶴岡さん |
僕はねもともと、長玉が好きになった理由は、鳥とか飛ぶものとかね、遠くの物を近くに
見れる喜びを感じて撮ってた訳ですけど。風景もその間撮ったりね。
そのうちマクロとかね、花とか虫とかそういうものを撮るようになって。
僕はね何一つコンセプトみたいなのがないんですよ。アマチュアだから。趣味だから。
失敗しても怒られないし。夢中で撮って人が「おっ」って言ってくれるとか「いいね」って言ってくれるのに喜びを感じちゃったわけでね。 |
| スタッフ |
撮りたいと思った時にシャッターを押すというような感じで |
| 鶴岡さん |
そうそう。だから今でも写真はマクロから超望遠までフル活用。これといって、
これをずっと追っかけるとかプロになりたいとかという気持ちがあるわけじゃないから。
写真をいかに趣味として楽しむか、どうやって楽しむのが一番楽しいんだろうということばっかりですね。 |
| スタッフ |
そうすると常に撮影の時はレンズの種類も揃えて |
| 鶴岡さん |
車にね、全部マクロから望遠まで。ま、普段はね、最近はスナップ用のライカで。
50mm前後をつけて持ってますけど。ただスナップは難しい。そう感じています。 |
| スタッフ |
お気に入りのカメラとか良く使うカメラ、メーカーはありますか |
| 鶴岡さん |
今特にはね、3種類ですね。ライカのM6とR8、それとキャノンのNEW-F1、それに500ミリ
とテレコンですね。古いですけど。あともう一台はローライフレックス。二眼レフですね。
大体このへんでいつも撮ってます。 |
| スタッフ |
以前は競馬が趣味とおっしゃってましたが、例えば馬を撮るとかそういったことも? |
| 鶴岡さん |
うん。馬も撮ろうかなと思った。最初に行った川崎とかね。
ただ、ああいうとこは許可取らないと守衛さん飛んでくるの |
| スタッフ |
撮影できないんですか |
| 鶴岡さん |
うん。駄目だって。色んな人がいるから。会社さぼって来てる人とか色んな人がいるから
怒られる。許可取って腕章とかもらえばいいんでしょうけどね。
あるいは、そこの撮る場所で。撮る場所って決まってるみたい。で、それはやめました。 |
| スタッフ |
もっと自由にやっていこうと |
| 鶴岡さん |
第一は鳥でした。だから鳥のいる場所探して。
神奈川県って鳥のいる場所ってあんまり無いんですよね。
だからそういう意味では苦労しました。 |
| スタッフ |
先ほどおっしゃってた宮城県とか |
| 鶴岡さん |
はい。一晩で行けるとこはどこでも行きました。
だから金曜の晩からほとんど家にいたこと無かった。毎週行ってた(笑) |
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| スタッフ |
最近デジカメが増えてきてますけども、デジカメにはない銀塩カメラのいいところ、
お勧めしたい点というのはありますか |
| 鶴岡さん |
やはり、写真はね自分の目で見るでしょ。見たもの撮りたいもの。デジカメの小さいの
なんかはテレビ見てるみたいな感じ。あれは写真じゃないと思う。といいながらこないだ
デジカメ一つ買いましたけど。レンズ交換の出来るやつ。一応持ってますけど、
それは老後もっと年取って動けなくなった時に。お金もかからない。
何もしなければ撮っては消し撮っては消し結構使えるじゃない。
そういう意味で持ってますけども。あとは記念写真用とかね。
結婚式とかね、ご挨拶の時に便利だなとは思いますけど。
写真の映りはね、プロでテクニックがあれば銀塩に近いものが出来るんでしょうけど。
ざっと見てるとやっぱ差がある感じするのね、銀塩の深みみたいな。
見た目では気付かない感じのね。そのくらいです。 |
| スタッフ |
どうしてもカメラというととっつきにくいとかはいりにくい、敷居が高いのかなという感覚が
ありますけども・・・ |
| 鶴岡さん |
やってみればね。デジカメもこないだ買ったばっかりですけども。いじればそれなりに
面白いですけど。写真的な味わいは何か少ない感じ。あれはもっとコンピュータとかを
使ってテクニックを知り尽くして遊べばもっと面白いんでしょうけど。
僕なんかはちょっとそういうもの出来ませんから。銀塩で一枚一枚。
本質的に写真っていうのは一枚で何かを表現するというか、人に感動を与えるというのが写真だと思うし。古いけどそっちいっちゃうね。 |
| スタッフ |
鶴岡サンが最初始めたとき苦労した点や、今でも苦労する点、
今となっての面白い話とかはありますか |
| 鶴岡さん |
僕はねあまり利口ではありませんからね。感覚で撮るほうですから。
機械とかを徹底的に先に覚えきっちゃって使うというタイプじゃないんですよ。 |
| スタッフ |
使いながら覚える |
| 鶴岡さん |
そう。失敗を繰り返しながら。機械を落っことしちゃったり。500ミリの50万もするレンズを
買って一ヶ月もたたないうちに大波かぶっちゃったこともありました。
それで有名になりました。 |
| スタッフ |
それは海で何かトラブルでも |
| 鶴岡さん |
台風の前日だったの。荒れた波とかそういうものを撮ろうかと思って。
防波堤にカモメがいたからそれをちょこちょこと撮ってたの。
フィルム交換の為に逆さまにして下に長玉立てて、パッと開けてフィルムをポケットから出して入れようとしたら大波でドバーッと。
カメラの中からジャーっと海の水が出てきました。
それで大貫カメラでは有名になりました(苦笑) |
| スタッフ |
今撮影する時に気をつけている点とかこだわっている点は |
| 鶴岡さん |
昔よりね年齢のせいで一人で夜中出て行くような元気がなくなったのが我ながら寂しい
けど、アマチュアはやっぱ数多く撮らなきゃ。数打ちゃあたるじゃないけど、数撮らないと
なかなかいいもの出来ませんから。ただ、プロの人たちはわからないけども。
昔よりも量はだいぶ減ってきちゃったのがやや残念かな。 |
| スタッフ |
例えば横浜とか撮影されると一日大体何枚くらい |
| 鶴岡さん |
せいぜい2、3本撮れれば撮ったほうですね。まぁ1本は撮るようにしてますけど。
街を撮る時は。もともとが望遠系の人間でしたから。望遠って遠くのもの引き寄せて
小鳥なら小鳥を一羽を上手く撮るとかね、飛んでるのを流し撮りとか色々な方法もあり
ますけど撮るもんが決まってますよね。自分が見つけてくるものハッキリしてるでしょ。
スナップっていうのは何撮っていいのかわかんない。
スナップって必ず人をいれなきゃいけないでしょ。必ずってことはないんだけど。
人がはいった方がスナップとしてはいいから。そうすると、どれがいいのかっていうのは
なかなかわかりにくい。で、なかなかほら真正面から人に対してカメラは...
どうしても盗み撮り系になるから非常に難しい。 |
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| スタッフ |
最後なんですけど、これからカメラを始めようというビギナーの方に何かアドバイスとかあれば
お願いします |
| 鶴岡さん |
生意気に言うんですけど、大貫はいいカメラ売ってますから。高級機もたくさんね。
でも言える人には言いますよ。数撮って、最初は人に聞いたりして覚えて、
自分のいい写真、悪い写真というのを感覚的に覚えていかないと。写真の魅力、
そこに辿りつかないと写真ってあんまり面白くないんじゃないかな。
写真撮るんならば人より余計撮るくらいの気持ちで。
まぁ機材派の人もいますけど、それはまたそっちの楽しみで、違う世界かなと。
クラッシックな骨董品の世界。 |
| スタッフ |
どんどん枚数を撮って |
| 鶴岡さん |
枚数を撮らなければ覚えない感じはしますけどもね。僕も最近はスナップを中心に。
ただし、スナップは初心者みたいですよ。 |
| スタッフ |
今後も色々な分野にチャレンジして |
| 鶴岡さん |
そうですね。アマチュアだから自分でそれを何かを追いかけて何とかしようとかそういう
気持ちはないですから。いかに楽しむかっていうことを基本として
考えてやってますけどね。スナップなんかでも難しいけどもそれにはまってる人たちを追いかけて違うなって思うんです。いくつになっても勉強しながら頑張ってますけども。 |
| スタッフ |
今後も色んな分野、新しい分野にチャレンジして更なるご活躍を期待しております。
今日はどうもありがとうございました。 |
| 鶴岡さん |
ありがとうございました。 |
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